IAは本当に必要なのか?
情報は無秩序なのか?
ダーウィンの進化論風に言えば、人間が言葉や文字を必要としたのは、コミュニケーションがヒトという種が生き抜くために必要不可欠だったからなのだろう。
そのコミュニケーションの主人公は情報であると思う。
情報はどこにでもある、空気のような当たり前の存在。
では、Information Architectと呼ばれる職種の人間は本当に必要なのだろうか?
歴史を少し
1450年頃のヨハン・グーテンベルクの発明による活版印刷は多くの情報を素早く、それまでの印刷方法に比べはるかに安価に伝達することを可能にした。
時代は変わり、1814年、ロンドンで大衆向け新聞、The Timesが発売。
1833年にはBenjamin Dayが従来の新聞の6分の1の値段でThe New York Sunを発売。ペニープレスニュースペーパーと呼ばれたこの新聞は急速に一般市民に広まった。
その新聞とほぼ同じような歴史を持つ、雑誌。
そして、ラジオ、テレビ。
マスコミュニケーションと呼ばれる情報媒体たちは、その看板に偽りなしの大量の情報を世に吐き出し続けている。
インターネット時代の情報パニック
そしてインターネット。
各人が各人のニーズにあった情報を求め、そしてそれを見つけ出すことができる時代。
しかし、情報は無限の宇宙のように広がり、そして宇宙にある無数の星たちよりも、住所不定である。
そして、情報は見つけられずにただ瞬くばかり。
インターネットはこれからまだまだ洗練され、よりビジネス用途に活用されていく中、Information Architectは必要な存在だ。
見つけづらい情報を見つけ出す時間にかかるコストは思っている以上に高価。
企業のイントラネットではマニュアルが見つからない。
購入を検討している冷蔵庫の詳細情報が見つからない。
旅行先の1週間先の天気が見つからない。
当たり前の事が見つからない。
が、こんな事が当たり前にある。
だからこそ、きちんとした戦略をもって情報を整理する方法を考える必要がある。
情報は減ることがなく、ただただ増えていくだけだから。


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