カテゴリとタグの役割の違いとは?
カテゴリとタグ共通点とは?
どちらも分類するために利用される概念であり、ウェブサイトにおいてはラベリング、ナビゲーションで主役を演じることが多い。
カテゴリのデザイン概念モデル
カテゴリとはタクソノミー(taxonomy)に属する概念だと個人的には思っている。(タクソノミーとは一般的には分類全般を指すが、ここではデータを収集し、共通点を見出して概念化することをタクソノミーとしている)
カテゴリは縦の構造である。
例えば、PCというカテゴリの下の階層にソニーという子カテゴリがあるとすると、このソニーはカメラのソニーではなく、ソニーPCについてのことだとわかる。
親カテゴリは無数の子カテゴリを持つかもしれないし、子カテゴリもまた複数の親カテゴリを持つことが可能であるが、基本的に縦の構造であることがこの例をとってもわかるだろう。
タグのデザイン概念モデル
タグとは一般的にフォークソノミー(forks(人々) + taxonomy(分類))を指す言葉で、Del.icio.usや、Flickrなど初期のWeb2.0サイトにて一般化した概念である。
ここでは、ここInformation Addictでも利用しているWordPressに実装されているタグやGmailなどで利用できるタグについての概念モデルを紹介する。
一般的なタグとの違いは、自分だけがタグづけするか、多くの人がタグづけするか。
ほんの少しだけ、フォークソノミーについて解説すると、しばしば破壊的とも言われる自由を持つフォークソノミーは、デザイン概念モデルやシステムモデルを破壊し、自分、つまりユーザ概念モデルで分類する方法。
Del.icio.usもFlickrも、ウェブサイトや画像という人によって分類方法が様々であるものを、デザイン側が恣意的にカテゴリ分類するのではなく、その個人に任せてしまう。いまだにその技術的な部分、どうやって負荷を分散しているのか、について疑問に思ってしまう、テクノロジーが既存の概念をくつがえした好例。
ここで紹介するタグも概念はフォークソノミーと同じである。
さきほどのカテゴリの縦構造に対し、タグは横の概念を持つ。
上下関係、従属関係により、その身元を明らかにするカテゴリと違い、関連関係により身元を明らかにする。
例として、想像上の人物に登場願おう。
彼は田中家に生まれた次男の次郎である。
長男の太郎の友人にしてみると、次郎は太郎の弟という関係で次郎を認識できる。
次郎の友人、佐藤一郎の友人、(次郎は知らない)山田和也は、次郎を佐藤一郎の友人として認識できる。
山田和也は次郎の家族構成を知らなくても、次郎を認識することができる。
この友人タグ関係は、論理的には無限に続く。
Information Addictにおける実装
このブログでは、カテゴリを4つしか持たない。このカテゴリは私が今後カバーしていくだろうIAに関する最上位概念を常にサイトの上部に表示させていることで、
私がどんな種類のブログを書いているか、そして書いていくのかを可視化している。
タグクラウドは下位概念を表示し、横断的にブログのトピックを可視化している。
タグクラウドはタグづけの数に応じ、フォントが大きくなるため、下位概念の中でもどのような種類のエントリが多かったかも可視化する。
階層は限りなく浅くし、平面的な情報構造を取れるように、という情報構造戦略の元、ユーザに対しどんなブログか?にいて十分な説明を簡単にできるようにしている。
つもりだ。


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